blog

外壁塗装のピンホールとは?原因とリスク・対処法を解説

お役立ちコラム

外壁塗装のピンホールとは?原因とリスク・対処法を解説

こんにちは。所沢市の外壁塗装専門店・ラパンペイント代表の中山です。

外壁塗装が終わったあと、壁の表面に小さなプツプツとした穴を見つけて不安になっていませんか?

その小さな穴は、施工不良によって発生した「ピンホール」と呼ばれる現象の可能性があります。

ピンホールは放っておくと外壁の劣化を早める原因になるため、早めの対処が大切です。

この記事では、ピンホールが発生する原因から放置するリスク、発見したときの対処法まで詳しく解説します。

外壁塗装のピンホールとは?

外壁塗装のピンホール

ピンホールとは、外壁の塗膜表面にできる直径1mm程度以下の小さな穴のことです。
塗料の内部に閉じ込められた空気や溶剤が、乾燥の過程で表面に抜けようとする際にできる気泡の跡がその正体です。
適切な施工が行われていれば本来発生しないものであり、多くの場合は施工不良が原因とされています。
見た目の問題だけでなく、塗膜の保護機能にも影響を及ぼすため、適切に対処することが大切です。

ピンホールを発見したら施工業者へ連絡し、部分補修になるか全体を塗り直すかなど対応を検討してもらいましょう。

ピンホールが発生する時期

ピンホールは、塗装完了後おおよそ1週間〜10日ほどで発生することが多いです。
塗膜の内部が乾燥していく過程で気泡が表面に現れるため、施工直後ではなく少し時間が経ってから目立ち始めます。
そのため、塗装工事の完了後しばらくしてから外壁を確認した際に初めて気づくケースが大半です。

ピンホールが発生する7つの原因

外壁を確認する塗装業者

ピンホールの発生原因は、業者が正しい施工を行わなかったことに起因する場合がほとんどです。
ここでは、代表的な7つの原因を解説します。

①塗料が乾ききる前に重ね塗りを行った

外壁塗装で最も多いピンホールの原因が、乾燥不足のまま次の工程に進んでしまうことです。
外壁塗装は3回塗りが基本で、下塗り・中塗り・上塗りの各工程では塗料メーカーが定めた乾燥時間を守る必要があります。
乾燥が不十分なまま重ね塗りをすると、内部に残った溶剤が逃げ場を失い、気泡となって表面に現れます。
一部の悪徳業者は工期を短縮するために乾燥時間を守らないことがあるため、注意が必要です。

②高圧洗浄や下地処理が不十分だった

塗装前の高圧洗浄や下地処理が不十分である場合も、ピンホールの発生原因のひとつです。
外壁塗装では、塗装をする前に高圧洗浄を行って外壁表面の汚れや旧塗膜を落とし、塗料の密着性を高めます。
高圧洗浄で落としきれなかった汚れや旧塗膜は、下地処理作業のひとつであるケレン(研磨作業)によって落とします。
塗料の密着が弱い部分は空気が入り込みやすくなり、そこがピンホールの原因となるため、高圧洗浄やケレン作業を丁寧に行うことが必要です。

③塗料の希釈率が適切ではなかった

塗料は水やシンナーで適切な割合に希釈して使用しますが、この希釈率が間違っているとピンホールが発生します。

  • 希釈しすぎた場合:塗膜が薄くなり、内部の気泡や溶剤を保持できずに穴として残りやすくなる
  • 希釈が足りない場合:粘度が高くなりすぎて、気泡を巻き込みやすくなる

どちらの場合もピンホールの原因になるため、塗料メーカーが指定する希釈率を正確に守ることが重要です。

④塗料を一度に厚く塗りすぎた

塗料は塗膜の表面側から乾燥が進み、内部に含まれる溶剤は気化しながら外へ抜けていく性質があります。
しかし、一度に厚く塗りすぎると表面だけが先に乾いて膜を作ってしまい、内部の溶剤が外へ抜ける出口がふさがれてしまいます。
行き場を失った溶剤が後から気化して表面の膜を突き破ることで、ピンホールとして穴が開いてしまうのです。
規定の塗布量を守り、均一な厚さで塗ることが大切です。

⑤施工時の気温・湿度が不適切だった

塗装工事には適切な気象条件があり、一般的に気温5℃以上・湿度85%未満が推奨されています。
気温が低すぎると塗料の乾燥が遅れるだけでなく、先に塗った塗膜の表面に次の塗料がなじみにくくなり、ピンホールが発生しやすくなります。
一方で、気温が高すぎると表面だけが急速に乾いてしまい、内部のガスが抜けきれずにピンホールの原因になります。
適切な気象条件のもとで施工することが、ピンホール防止の基本です。

⑥塗料缶に異物が混入した

塗料缶の中にゴミ・砂・ホコリなどの異物が混入した状態で塗装すると、異物の周囲に空気がたまりやすくなりピンホールの原因になります。
施工中に塗料缶の蓋を開けたまま放置していると、風で運ばれた砂やホコリが缶の中に入り込むリスクが高まります。
使用しないときは蓋をしっかり閉めるなど、塗料に異物が入らないよう管理することが大切です。

⑦塗装器具の選定や使い方に問題があった

使用するローラーやスプレーガンの選定が不適切だと、塗膜に気泡が入りやすくなります。
たとえば、毛丈の合わないローラーを使うと塗料に空気を巻き込みやすくなります。
また、スプレーガンの圧力設定が不適切な場合も、ピンホールが生じる原因に。
外壁の素材や塗料の種類に合った道具を選定し、正しく使える知識が求められます。

ピンホールを放置した場合のリスク

塗膜が劣化した外壁
ピンホールは小さな穴ですが、放置すると建物の劣化を早める原因になります。
どのようなリスクがあるのか知っておきましょう。

塗膜の膨れ・剥がれにつながる

ピンホールから水分が浸入すると、塗膜の内側で水分がたまり、やがて塗膜の膨れや剥がれに発展します。
一度剥がれが始まると周囲にも広がりやすく、補修の範囲が大きくなってしまいます。
穴自体は小さくとも塗膜の密着力を低下させる起点になるため、早めの対処が重要です。

雨水が浸入して外壁材の劣化を早める

外壁材は、表面の塗膜がもつ防水性に保護されています。
しかし、ピンホールがあるとそこから雨水が浸入し、外壁材そのものが水分を吸収してしまいます。
水分を吸収した外壁材は膨張し、その後に乾燥により収縮します。
この膨張と収縮の繰り返しは、外壁材がひび割れたり、変形したりする原因になります。
外壁材の寿命を縮めてしまうため、塗膜による保護機能を回復させる必要があります。

雨漏りが発生する可能性がある

ピンホールを長期間放置して外壁材の劣化が進むと、最終的に雨漏りが発生するリスクがあります。
雨水が壁の内部に入り込むと、断熱材の劣化やカビの発生、さらには柱や土台などの構造材の腐食にまで発展する可能性があります。
こうなると外壁塗装だけでは対応できず、外壁材の張り替えや構造材の補修といった大がかりな工事が必要になるケースも少なくありません。

ピンホールを発見したときの対処法

塗装業者と外壁を確認する様子

ここでは、ピンホールを見つけた際に取るべき対応をご紹介します。

まずは施工業者に連絡する

ピンホールを発見したら、最初にやるべきことは施工した塗装業者への連絡です。
ピンホールの多くは施工に起因するものであり、業者側に対応の責任がある場合がほとんどです。
連絡する際は、ピンホールが発生している箇所の写真を撮っておくとスムーズに話が進みます。

保証書の内容を確認する

施工業者に連絡するとともに、工事完了時に受け取った保証書の内容を確認しましょう。
保証期間内であれば、無償での補修対応を受けられる可能性があります。
保証の対象範囲や条件は業者によって異なるため、どの程度の不具合が対象になるのかを把握しておくことが大切です。
なお、保証書がない場合でも、施工後すぐの発生であれば施工不良として補修を求めることはできますが、対応は業者との交渉次第になります。

補修方法の説明を受ける

業者が状況を確認した後、具体的な補修方法の説明を受けましょう。
ピンホールの程度や範囲によって、部分的な補修で済むのか全面的な塗り直しが必要なのかが変わります。
どのような作業を行うのか、工期はどれくらいかかるのかを事前に確認してから補修に進みましょう。

業者が対応してくれない場合は第三者機関に相談する

万が一、施工業者が誠実に対応してくれない場合は、第三者機関への相談を検討しましょう。

ピンホールの補修方法

塗装業者と外壁を確認する様子

ピンホールの補修方法は、発生している範囲や程度によって異なります。
重症度別の対応方法は以下のとおりです。

軽微な場合にはタッチアップ補修

ピンホールが数か所程度で範囲が限定的な場合は、タッチアップ補修で対応できることがあります。
タッチアップとは、該当箇所をサンドペーパーなどで平滑にしたうえで、同じ塗料を塗り重ねて穴を埋める方法です。
比較的短時間で済む補修方法ですが、仕上がりの色合いや質感を周囲と合わせるには職人の技術が必要です。

広範囲に及ぶ場合には再塗装

ピンホールが広範囲にわたって多数発生している場合は、中塗り・上塗りの全面やり直しが必要になります。
既存の塗膜をしっかり研磨して平滑にしてから、改めて規定の工程で塗り直します。
手間と時間はかかりますが、根本的な解決のためには必要な対応です。

下地に原因がある場合の根本的な処置

ピンホールの原因が外壁材そのものにある場合は、最も大がかりな補修が必要になります。
既存の塗膜を剥がしたうえで、外壁材の表面にある穴や凹凸を補修材で埋めて平滑に整えてから、改めて下塗り・中塗り・上塗りを施す流れになります。
表面だけを塗り直しても同じ箇所から再発するため、原因が下地にあるのかどうかを正確に特定することが重要です。

DIYでピンホールを補修できる?おすすめしない理由

ピンホールをDIYで補修して失敗した様子

ピンホールのDIY補修はおすすめできません。
理由は下記のとおりです。

業者の保証が適用されなくなる可能性があるため

自分で補修を行ってしまうと、施工業者の保証対象外になってしまうことがあります。
保証の条件に「第三者による改変があった場合は保証対象外」と記載されているケースは少なくありません。
本来なら無償で直してもらえたはずのものが、自己負担になってしまう可能性があります。

現状よりも悪化するおそれがあるため

適切な道具や知識なしに補修すると、塗膜の密着不良や色ムラなど、かえって状態が悪化することがあります。
ピンホールの補修には、下地の処理方法や塗料の選定など専門的な判断が求められます。
適切ではない補修をした結果、より大きな補修が必要になるケースもあるため注意が必要です。

高所作業は落下の危険性を伴うため

外壁のピンホール補修は、高所での作業が必要になることもあります。
脚立やはしごを使った慣れない高所作業は、転落事故の危険性が伴います。
安全面を考えても、足場を組んで作業できるプロの業者に任せた方が安心です。

正しい施工を行う優良業者の見分け方

ピンホールの多くは施工不良が原因であるため、最大の予防策は信頼できる業者を選ぶことです。
ここでは、施主様の立場から確認できる優良業者を見分けるポイントを紹介します。

見積もり時の説明がわかりやすいか

優良業者は、使用する塗料や工程について質問すれば具体的にわかりやすく説明してくれます。
「乾燥時間はどのくらい取りますか」「下地処理はどんな作業をしますか」と尋ねた際に、根拠を持って答えてくれるかどうかが判断材料になります。
説明が曖昧だったり、質問への回答を面倒がる業者には注意が必要です。

見積書に工程の内容が具体的に記載されているか

見積書に「高圧洗浄」「ケレン(研磨作業)」「下塗り・中塗り・上塗り」などの各工程が明記されているかを確認しましょう。
「塗装工事一式」とだけ書かれている見積書は、どんな作業を行うのかが不透明です。
工程ごとの内容と単価が具体的に書かれている業者は、施工管理がしっかりしていると考えられます。

施工保証の内容を事前に確認しておく

万が一ピンホールが発生した場合に備えて、施工保証の有無と内容を契約前に確認しておきましょう。
保証期間の長さだけでなく、塗膜の膨れや剥がれ、ピンホールなどの施工不良が保証対象に含まれているかどうかが重要です。
保証内容が明確に書面で示されている業者は、自社の施工品質に自信がある証拠ともいえます。

工程ごとの記録を残しているか

各工程の写真を記録している業者は、必要な工程を省かずに丁寧に施工している可能性が高いです。

工程ごとの記録があれば、万が一不具合が発生した場合にも原因の特定がスムーズに進みます。

また、記録を残すこと自体が手抜き工事の抑止力にもなります。

「工事中の写真は共有してもらえますか」と事前に聞いてみるのもよいでしょう。

外壁塗装のピンホールに関するよくある質問(FAQ)

Q. ピンホールは自然に直りますか?

ピンホールは自然に直ることはありません。
塗膜が自己修復することはないためです。
時間の経過とともにむしろ劣化が進行するリスクがあるため、発見したら早めに施工業者へ相談しましょう。

Q. 小さなピンホールなら放置しても大丈夫ですか?

数が少なく下地に影響のないごく軽微なものであれば、すぐに大きな問題にはならないこともあります。
しかし、小さなピンホールでも雨水の浸入経路になる可能性はゼロではありません。
判断が難しいため、まずは施工業者に状態を見てもらうのが安心です。

Q. ピンホールがあると雨漏りの原因になりますか?

ピンホール単体ですぐに雨漏りに直結するケースは多くありませんが、長期間放置すると間接的な原因になりえます。
ピンホールから浸入した水分が外壁材を劣化させ、そこからさらに水が入り込むという悪循環が生まれるためです。
早めに補修しておくことで、雨漏りのような大きなトラブルを未然に防げます。

まとめ:ピンホールは早期発見・早期対処が大切

塗装業者と外壁を確認する様子

外壁塗装のピンホールは、施工時の乾燥不足や下地処理不良などが原因で発生する塗膜の不具合です。
小さな穴ではありますが、そのままにすると塗膜の剥がれや外壁材の劣化、最悪の場合は建物内部への雨水浸入にまで発展するリスクがあります。
ピンホールを発見したら、まずは施工業者に連絡して点検や補修を依頼しましょう。
そして何より大切なのは、最初から信頼できる塗装業者に依頼してピンホールを発生させないことです。
見積もり時の対応や、見積もりに工程が詳細に書かれているかなどをチェックし、優良業者を探しましょう。

所沢市や周辺エリアでご自宅の外壁の状態を知りたい方へ

外壁塗装をする様子

ラパンペイントは、自社施工の外壁塗装専門店です。
丁寧な下地処理と適切な工程管理を徹底し、高品質な外壁塗装を提供しております。

また、施工中の様子を写真に残し、朝と作業終了時には国家資格を持った塗装のプロが直接進捗をご説明するなど、お客様にご安心いただける対応を心がけています。

外壁の状態が気になる方は、無料点検・お見積もりなどお気軽にご相談ください。

 

◆ラパンペイントの外壁塗装・屋根塗装

https://www.lapin-paint.com/wall-roof

 

◆外壁塗装の施工事例

https://www.lapin-paint.com/works-cat/wall

 

◆お電話

04-2907-5022 【営業時間】9:00-18:00(年中無休)

 

◆施工エリア

所沢市・狭山市・入間市・日高市・飯能市

(このエリア以外の方でもお気軽にご相談ください)

会社案内 施工事例 ラパンペイントが選ばれる理由

AREA

施工エリア

  • 狭山市
  • 所沢市
  • 入間市
  • 日高市
  • 飯能市

上記以外のエリアはお問い合わせください。

見積り・相談無料

些細なことでもお電話ください

年中無休:9:00-18:00 土日も対応しております