外壁塗装の臭いはいつまで?臭いの原因と対策・人体やペットへの影響も解説
お役立ちコラム
こんにちは。所沢市の外壁塗装専門店・ラパンペイント代表の中山です。
外壁塗装をご検討中の方にとって、塗料の臭いに関する不安はつきものです。
しかし、結論から言うと、現在の戸建て住宅の外壁塗装において、以前よりも臭いを心配する必要は減りました。
現在の住宅塗装では、臭いの少ない水性塗料や、刺激の少ない弱溶剤塗料が主流となっており、昔ながらの強烈な臭いを放つ強溶剤塗料はほぼ使われなくなったからです。
ただし、妊婦さんやペットへの配慮は必要です。
本記事では、塗料事情の変化や実際の臭いの程度、そして念のため知っておきたい対策について解説します。
なぜ今は外壁塗装の臭いを過度に心配しなくていいと言えるのか?
外壁塗装と聞くと、強烈なシンナー臭が近所に立ち込める光景が思い浮かぶかもしれません。
しかし、塗料の技術や環境への配慮はここ十数年で劇的に進歩し、使われる塗料の種類そのものが大きく変化しました。
その結果、現在の戸建て住宅における外壁塗装の現場では、臭いによる健康被害やトラブルが昔よりも減ったのです。
強烈な臭いの強溶剤塗料は戸建てではほぼ使われない
一昔前の外壁塗装では、溶解力の強いシンナーを使用する強溶剤塗料がよく使われていました。
この塗料は乾燥時に強烈なシンナー臭を放つため、外壁塗装は臭いが強いというイメージの原因となっています。
シンナーの主成分であるVOC(揮発性有機化合物)は、大気汚染や健康被害を引き起こす要因となる物質です。
環境や人体への配慮から、国や業界全体でVOCの排出を抑制する取り組みが推し進められてきました。
こうした背景により、現在の戸建て住宅の塗り替えで、強烈な臭いを放つ強溶剤塗料が使われることはほぼありません。
外壁には水性塗料・屋根や付帯部などには弱溶剤塗料が主流
現在の戸建て住宅の塗装現場では、塗る場所の材質に合わせて水性塗料と弱溶剤塗料が使い分けられています。
セメント系の外壁の再塗装には、シンナーではなく水を使って希釈する水性塗料がメインで使われます。
水性塗料は、塗装中でも絵の具のような臭いがする程度に収まるのが特徴です。
一方で、以下の場合には、塗料用シンナーで希釈する弱溶剤塗料がよく使われます。
- 屋根塗装
- 雨樋/破風板
- 手すりなどの鉄部
- 金属系の外壁
弱溶剤塗料は油性塗料の一種で灯油に近い臭いがありますが、強溶剤に比べてマイルドな臭いに抑えられています。
外壁塗装中の臭いはいつまで続く?
水性塗料や弱溶剤塗料であっても、まったくの無臭ではなく、特有の臭いが発生します。
しかし、外壁塗装の工事期間である約10日から14日間ずっと臭いが強いわけではありません。
臭いが発生する具体的なタイミングは下記のとおりです。
臭いを感じるのは中塗り・上塗り・乾燥の3〜4日間
外壁塗装は、壁との密着性を高める下塗りを行った後、メインの塗料を重ねる中塗りと上塗りという3工程で進みます。
工事期間中、中塗りと上塗り・乾燥が行われる3〜4日間が臭いのピークとなります。
中塗りと上塗りは、下塗りに比べて塗料の使用量が多く、固まる過程で水分や成分が一気に空気中へ揮発していくからです。
上塗りが終わってから24時間から48時間ほど経って表面が乾く段階になれば、臭い成分の揮発量は急激に減るため、臭いが落ち着きます。
付帯部や屋根塗装が行われる期間も弱溶剤塗料の臭いが発生しますが、外壁に比べて塗る面積が小さいため、ピーク時に比べると臭いは抑えられます。
臭いと健康リスクを抑える塗料選びのポイント
外壁塗装の臭いや健康への影響を最小限に抑えるためには、塗料選びが重要です。
現在は水性塗料や弱溶剤塗料が主流となっていますが、さらに高い安全性を求めるならF☆☆☆☆規格の塗料を選ぶのがおすすめです。
F☆☆☆☆、通称エフフォースターとは、シックハウス症候群の原因となる化学物質であるホルムアルデヒドの発散量が最も少ないことを示す最高ランクの安全基準です。
この規格を満たした塗料は、室内の内装にも使用できるほど安全性が高いため、外壁から室内に揮発成分が入り込んだ際の健康リスクを抑えられます。
外壁塗装の臭いの人体やペットへの影響は?
現在の塗料は人体への影響が少ないものが多いですが、臭いの感じ方や化学物質に対する耐性には個人差があります。
特に赤ちゃんやペットがいるご家庭では、本当に普段通りの生活を送って良いのか心配ではないでしょうか。
ここでは、健康面への影響や、配慮が必要なケースについて解説します。
妊婦さん・赤ちゃんへの対策
妊娠中は嗅覚が過敏になりやすい時期です。
また、赤ちゃんは呼吸器系が未発達であり、大人よりも臭いや微量な化学物質の影響を受けやすいデリケートな状態にあります。
母体や赤ちゃんへのストレスを避けるためにも、臭いのピークとなる中塗りと上塗りの数日間は決して無理をしないことが大切です。
日中の外出で家を離れたり、ご実家やホテルへ一時的に避難したりすることも検討してみてください。
ペットの犬や猫への対策
犬や猫にとって、塗料の臭いや足場を組む工事音、知らない作業員の出入りはストレスとなります。
環境変化が原因で、落ち着きがなくなったり、嘔吐や食欲不振といった体調不良を引き起こしたりする可能性もあります。
工事中はなるべく騒音や臭いが届きにくい奥の部屋にケージを移すか、可能であればペットホテルや知人の家への預け入れを検討しましょう。
外壁塗装中に自宅で手軽にできる臭い対策
工事期間中は塗料の飛び散りを防ぐために、窓がビニールで密閉される養生が行われるため、自由に換気ができず室内に臭いがこもってしまうケースがあります。
日常生活の延長線上で手軽に実践できる臭い対策をご紹介します。
窓を開けられる養生を頼み扇風機で換気する
窓から外に向けて扇風機やサーキュレーターを回すことで、室内の空気を排出し、臭いがこもるのを防げます。
ただし、外壁塗装中は、基本的に養生によって窓が開けられなくなります。
事前の打ち合わせで業者に依頼すれば、窓に開閉可能な養生を行ってもらえる場合があります。
また、日中の作業中に窓を開けると逆に塗料の臭いを室内に引き込んでしまうため、換気は作業が終了した夜間に行うのが効果的です。
活性炭入りマスクや消臭マスクを活用する
臭いに敏感な方や、たまたま体調が優れない方は、塗装作業が行われている時間帯だけマスクを着用するのも有効です。
ただし、一般的な花粉やウイルス用の不織布マスクでは、微粒子は防げてもガスの臭いは通り抜けてしまいます。
そこで、臭い成分を化学的に吸着してくれる活性炭入りマスクや消臭マスクの利用がおすすめです。
ホームセンターやネット通販で手軽に購入できるため、準備しておくと安心です。
臭いトラブルを防ぐ業者選びのコツ
臭いのトラブルを防ぐためには、業者選びも重要です。
優良業者の多くは、戸建て住宅において最初から臭いの少ない水性塗料や弱溶剤塗料を適切に提案してくれますが、念のため見積もりの段階で「F☆☆☆☆規格の塗料を使いますか」と確認しておきましょう。
さらに、臭いが強くなる工程の日程を事前に共有してくれたり、換気しやすい養生の方法を提案してくれたりする、配慮の行き届いた業者を選ぶことで工事中のストレスを軽減できます。
ご近所トラブルを防ぐための近隣への挨拶
臭いの少ない塗料を使用する場合でも、足場の組み立て時の騒音や一時的な塗料の臭いはどうしても発生するため、近隣への事前挨拶が大切です。
ご近所への挨拶回りは、基本的に施工業者が主導してスケジュール表や粗品を配ってくれるのが一般的です。
その際、施主様も可能な限り業者に同行することで、ご近所の方の安心感が高まり、クレームを減らす効果があります。
外壁塗装の臭いに関するよくある質問
最後に、外壁塗装の臭いに関して多くの方が疑問に感じるポイントをまとめました。
質問:洗濯物に塗料の臭いは移りますか?
洗濯物に塗料の臭いが移る可能性はあります。
臭いの問題だけでなく、高圧洗浄時の水しぶきや飛散したホコリが洋服についてしまうこともあります。
そのため、外壁塗装の工事期間中である約10日から14日間は、基本的に部屋干しやコインランドリーの活用をおすすめします。
質問:塗装工事中にエアコンを使っても大丈夫ですか?
工事期間中にエアコンを使用したい場合は、事前の打ち合わせで「室外機に通気性のある専用カバーを使ってほしい」と業者へ伝えておきましょう。
塗装中はベランダなどの室外機にも塗料がつかないようにビニールで密閉することが多く、その状態でエアコンを稼働させると故障の原因となるためです。
なお、一般的なエアコンは室内の空気を循環させる仕組みのため、使用しても外の臭いが部屋に入ってくることはありません。
一方で、換気機能付きの機種は、換気モードをオフにする必要があるため注意しましょう。
質問:外壁塗装工事はどれくらいの期間がかかりますか?
一般的な30坪の戸建て住宅の場合、足場の組み立てから解体まで10日から14日程度の期間がかかります。
工事には高圧洗浄や下地処理に加えて、下塗りから上塗りまでの乾燥工程が含まれるため、一定の日数が必要です。
ただし、雨天や強風・雪の日などは作業ができないため、さらに工期が延びる場合もあります。
また、屋根塗装もセットで行う場合は、プラスして3日から4日ほどの日数がかかります。
まとめ:塗料選びと事前の対策で臭いのストレスは軽減できます
外壁塗装はシンナーの臭いが辛いというのは、強溶剤塗料が主流だった頃のイメージです。
現在は、国やメーカーの環境対策が大きく進み、臭いが少なく人体への影響も抑えた水性塗料やマイルドな弱溶剤塗料が、住宅塗装の主流となりました。
そのため、健康な大人であれば、塗料の臭いによる健康被害を心配する必要は減少し、ご近所トラブルも減りました。
しかし、妊婦さんや赤ちゃん・ペットにとっては、わずかな臭いや環境の変化が負担になる可能性もあります。
F☆☆☆☆規格の塗料を選ぶことに加え、工事期間中や臭いのピークの3〜4日間は家を離れることが対策となります。
これから外壁塗装を行う方は、塗料の種類や臭いへの配慮について事前に業者へ確認すると安心です。
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ラパンペイントは完全自社施工店なので、下請け業者への中間マージンが発生しません。
また、地域密着店だからこそ、所沢市の気候に合わせた最適な塗料やスケジュールをご提案できます。
工事期間中も、ご家族の皆様へ配慮しながら工事を進めますので、ご不安な点や疑問点をお気軽にお伝えください。
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